広告を含みます

ホイールを替える前の計算

この道具でわかること

  1. ホイールを替えると、タイヤが外側へ何mm動くか
  2. タイヤの外径が何mm変わるか(スピードメーターのずれの目安)
  3. 「10mmまではみ出してよい」は誤解だということ

いま履いている数字と、これから履く数字を入れてください。出るのは計算した値です。実際にフェンダーから出るかどうかは、車体の形で変わります。

1. 外側へ何mm動くか

リム幅とインセットの2つで決まります。

いまのホイール

これから履くホイール

外側へ — / 内側へ —

この数字の意味ここに出るのはホイールの位置が動く量です。フェンダーから実際にはみ出すかどうかは、いまどれだけ余裕があるかで変わります。元の状態でフェンダーの内側に15mmの余裕があるなら、10mm外へ動いてもはみ出しません。余裕の量は実車で測るしかありません。

2. タイヤの外径が何mm変わるか

外径が変わると、スピードメーターの表示と実際の速度がずれます。

いまのタイヤ

これから履くタイヤ

外径 — / 地上高 —

メーターの条件外径が大きくなると、メーターの表示より実際の速度のほうが速くなります。ここに出るのはタイヤの大きさから出した目安で、車のメーターがもともと持っている誤差は入っていません。車検では、実際に測った値で判定されます。

「10mmまではみ出してよい」は誤解です

10mmという数字はありますが、タイヤ側面の文字と保護帯の話で、ホイール全体の話ではありません。

まず、はみ出しを禁じている条文です。

車体の外形その他自動車の形状が、鋭い突起を有し、又は回転部分が突出する等他の交通の安全を妨げるおそれのあるものでないこと

出典:道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 第178条(車枠及び車体)(2026年9月12日に確認)

見る範囲も決まっています。タイヤの全周ではありません。

自動車が直進姿勢をとった場合において、車軸中心を含む鉛直面と車軸中心を通りそれぞれ前方30°及び後方50°に交わる2平面によりはさまれる走行装置の回転部分(タイヤ、ホイール・ステップ、ホイール・キャップ等)が当該部分の直上の車体(フェンダ等)より車両の外側方向に突出していないもの

出典:同じ告示 第178条(同じページ・2026年9月12日に確認)

そして、10mmが出てくるのはここです。

(1) サイドウォール部の文字又は記号がサイドウォール部から突出している部分
(2) サイドウォール部の保護帯及びリブ並びにこれらと構造上一体となってサイドウォール部から突出している部分(突出量が10mm未満である場合に限る。)

出典:同じ告示 第178条(同じページ・2026年9月12日に確認)

読むと分かるとおり、10mmがかかっているのはサイドウォールの保護帯とリブです。タイヤの側面にある、縁石から守るための出っ張りのことです。ホイールが10mm出てよい、とは書かれていません。

確かめ方の条件ここに載せたのは条文そのものです。個別の車が基準に適合するかどうかの判定はしていません。迷ったら、運輸支局または指定工場・認証工場でご確認ください。

数字のほかに、合っていないと付かないもの

サイズが合っていても、この4つが違うと付きません。

見るところ何が起きるか
P.C.D(ボルト穴が並ぶ円の直径)数mm違うだけで付きません。100と114.3が代表的です
穴の数4穴と5穴は付きません
ハブ径(中心の穴)小さいと入りません。大きいと入りますが、中心が出ないまま締まることがあります
ナットの座面の形座面の形はテーパー・球面・平面の3種類です。車とホイールに合ったナットを使います。純正のナットが別のホイールに合うとは限りません(ホイールナットの記事)

この道具が出すのは計算した値です。車種ごとの適合を判定するものではありません。数字の根拠:1インチ=25.4mm/タイヤ外径=リム径×25.4+タイヤ幅×扁平率÷100×2。